プロ野球選手の年俸は選手としての価値に比例

成績に比例する年俸

一般企業や公務員の世界は年功序列の文化があり、例えば一つの企業にて20代の若手社員の給料が社長を上回るような事は基本的に起きません。能力・活躍度というよりも勤続年数に比例して毎月の給料(年収)が上がっていくような仕組みとなっています。

プロ野球の世界は下克上の社会で、勤続年数はまったく関係なく成績によって年俸が大きく変動します。確かに入団時点で年俸1億円という例はないものの、活躍次第では20歳前後の若者が1億円前後の年俸を得る事は十分可能です。

例えば鳴り物入りで1999年に西武ライオンズ入りした松坂大輔は、ルーキーイヤーに16勝を挙げてパリーグの最多勝投手に輝きました。
すると球団側から極めて高い評価を受けて入団時点で約1000万円だった年俸は1年で7000万円にまで上昇します。
2年目も14勝を挙げて2年連続で最多勝投手のタイトルを獲得するとわずか2年のキャリアで1億円プレーヤーとなり、当時は大きな話題となりました。
その後もライオンズの大黒柱として活躍しつづけた彼の年俸は年を追うごとに上昇していき、MLBへと旅立つ頃には3億円を超えていたという歴史をもちます。

一方、評価が下がれば年俸が下がるのがプロ野球界です。
どんな偉大な選手であったとしても、その年の成績が悪ければ当たり前のように年俸は下落しますし、高給取りである事が要因で解雇となる事もあります。評価が大幅に落ちた中でも現役を続行しようとすると、前年度の数分の一の年俸で契約を結ばないといけないという事も起こりうる事です。

ちなみにもし前年より大幅に年俸が落ちた場合、その選手はあらかじめ相当な預金額をもっていないと税金の支払いに苦しむ事になります。